リオンとダミアンは互いに睨み合う。杏菜はそれを困った顔で眺めていたのだが、リオンがニコリと笑って言った。
「今日は楽しかった。でも真剣に考えてみてね。俺は本気だからさ」
それだけ言うとリオンは立ち去っていく。その後ろ姿を見ていた杏菜は、ダミアンに首にキスされてすぐに抱き締められているのだと思い出した。
「ダミアン様!ここは外で……ひゃあッ!」
「杏菜、とても心配した。GPSをつけておいて正解だった……」
ダミアンは震える声で言い、何度もキスをする。杏菜は恥ずかしいと思いながらもダミアンのキスに応えていく。外でされているというのに、胸の高鳴りは止まなかった。
「僕は怖いんだ。杏菜が離れていってしまうんじゃないかって……」
ダミアンの体が震え出す。杏菜はダミアンにそっと抱き付いた。心の底にある不安を話してほしい、そんな思いを込めて抱き付く。
「僕は杏菜と結婚したい。身分違いだと杏菜は気にするかもしれない。でも、王室のルールを変えていこうと思ってる。もっと自由にオープンな王室に杏菜と一緒に変えていきたいんだ……!」
「今日は楽しかった。でも真剣に考えてみてね。俺は本気だからさ」
それだけ言うとリオンは立ち去っていく。その後ろ姿を見ていた杏菜は、ダミアンに首にキスされてすぐに抱き締められているのだと思い出した。
「ダミアン様!ここは外で……ひゃあッ!」
「杏菜、とても心配した。GPSをつけておいて正解だった……」
ダミアンは震える声で言い、何度もキスをする。杏菜は恥ずかしいと思いながらもダミアンのキスに応えていく。外でされているというのに、胸の高鳴りは止まなかった。
「僕は怖いんだ。杏菜が離れていってしまうんじゃないかって……」
ダミアンの体が震え出す。杏菜はダミアンにそっと抱き付いた。心の底にある不安を話してほしい、そんな思いを込めて抱き付く。
「僕は杏菜と結婚したい。身分違いだと杏菜は気にするかもしれない。でも、王室のルールを変えていこうと思ってる。もっと自由にオープンな王室に杏菜と一緒に変えていきたいんだ……!」


