「本城さん。どうしたの。ニコニコして。」
「あ、ただ、掃除の相手が蓮くんでよかったなっ
て思っていただけだよ。それに今日の蓮くん、偽
りの王子様オーラがなくて話しやすいなって思っ
たよ。」
「おれさ、俳優やっているでしょ。だから世間か
らの目が大事になってくるのね。だから素の自分
で居れないんだ。」
「ごめん。私そんな事情知らないで余計なこと言
って。でも私は蓮くんの素の姿で居てほしいか
ら、私と話すときは、素の蓮くんで居て欲しい
な。」
「わかった。そう言ってくれてありがとう!」
その後私たちはたわいもない話をしながら掃除を
した。

