「きっと、クレッグ君を探しているのね」
これだけ木が茂っていると、上空から地上にいる子供を探すことはかなり難しいだろう。逆を言えば、ミレイナ達から周囲を見渡すことも困難だ。
[どうにかして、周囲の状況を掴めないかしら?]
ミレイナの呟きに、トコトコと後ろを付いてきていたラトがピンと耳を立てる。
[なら、私が木の上に行って周囲を見てきてあげる]
[本当? ありがとう!]
ラトはすぐにするすると木を登り始める。そして、あっという間にミレイナ達が見えないくらい上までいってしまった。
待つこと数分、ラトはするすると器用に木を下りてくる。
「周囲には山と森しか見えないわね。ちょうど上にいた鳥さんに話を聞いたんだけど、それらしき竜人の子供が竜化してあっちの方に飛んでいくのと見たって。飛ぶのが下手くそで、高度も低いし今にも落ちそうになりながら飛んでたらしいわよ」
[本当? あっちの方って?]
[うーん。特に珍しい景色はなかったんだけど、崖が見えて、その上にドラゴンが何匹か群れているのが見えたわ]
[ドラゴンが……]
これだけ木が茂っていると、上空から地上にいる子供を探すことはかなり難しいだろう。逆を言えば、ミレイナ達から周囲を見渡すことも困難だ。
[どうにかして、周囲の状況を掴めないかしら?]
ミレイナの呟きに、トコトコと後ろを付いてきていたラトがピンと耳を立てる。
[なら、私が木の上に行って周囲を見てきてあげる]
[本当? ありがとう!]
ラトはすぐにするすると木を登り始める。そして、あっという間にミレイナ達が見えないくらい上までいってしまった。
待つこと数分、ラトはするすると器用に木を下りてくる。
「周囲には山と森しか見えないわね。ちょうど上にいた鳥さんに話を聞いたんだけど、それらしき竜人の子供が竜化してあっちの方に飛んでいくのと見たって。飛ぶのが下手くそで、高度も低いし今にも落ちそうになりながら飛んでたらしいわよ」
[本当? あっちの方って?]
[うーん。特に珍しい景色はなかったんだけど、崖が見えて、その上にドラゴンが何匹か群れているのが見えたわ]
[ドラゴンが……]



