「もう一度探して!」
「めぼしい場所は探しました。今場所を変えて探していますから、お待ちください」
「いなくなってから半日経っているの。もしかしたら、アリスタ国の密猟者に撃たれたのかもしれないわ」
その女性はそう言うと、さめざめと泣き出した。周囲にいる軍服姿の男性達がそれを慰めている。
(今、アリスタ国って言ったかしら?)
ミレイナは思わぬところで故郷の名を聞き、更にその女性に興味を持った。
遠目に見ても豪華な黄色のドレスを着た二十代前半くらいの、若い女性だ。
プラチナに近い美しい金髪の上半分結い上げ、残りは緩くカールさせて垂らしている。大きく開いたドレスから覘く白い肩は、小さく震えていた。
(何か事情がありそうだけど……)
ミレイナは更に近づき、周りにいる男性の一人に見覚えがあることに気が付いた。
艶やかな黒髪は短く切られ、瞳は黒曜石のようだ。ジェラールと同じくやや冷たそうに見えるが、より男性的な見た目から印象はだいぶ違う。
「めぼしい場所は探しました。今場所を変えて探していますから、お待ちください」
「いなくなってから半日経っているの。もしかしたら、アリスタ国の密猟者に撃たれたのかもしれないわ」
その女性はそう言うと、さめざめと泣き出した。周囲にいる軍服姿の男性達がそれを慰めている。
(今、アリスタ国って言ったかしら?)
ミレイナは思わぬところで故郷の名を聞き、更にその女性に興味を持った。
遠目に見ても豪華な黄色のドレスを着た二十代前半くらいの、若い女性だ。
プラチナに近い美しい金髪の上半分結い上げ、残りは緩くカールさせて垂らしている。大きく開いたドレスから覘く白い肩は、小さく震えていた。
(何か事情がありそうだけど……)
ミレイナは更に近づき、周りにいる男性の一人に見覚えがあることに気が付いた。
艶やかな黒髪は短く切られ、瞳は黒曜石のようだ。ジェラールと同じくやや冷たそうに見えるが、より男性的な見た目から印象はだいぶ違う。



