◇ ◇ ◇
ミレイナとリンダが王宮に戻ったのは辺りがすっかりと薄暗くなった頃だった。
随所にある灯籠に魔法の光が点され、幻想的に王宮を浮かび上がらせている。
(今日の午後は魔獣舎に行っていないけど、みんな平気かしら?)
ふと、午前中だけ世話しておいてきた魔獣達はどうしているだろうと心配になった。ご飯はしっかり用意したし掃除もしてきたのでなにも心配はいらないはずなのだが、なんとなく気になったのだ。
「リンダ。私、ちょっと魔獣舎に寄って行くね」
「え、今から? 一緒に行こうか?」
「ううん。大丈夫」
ミレイナは笑顔でリンダに笑顔で別れを告げると、目的の場所へと向かった。
魔獣舎に近付いたとき、ミレイナはそこに誰かがいることに気が付いて足を止めた。魔獣の遊び場と王宮の庭園とを隔てる柵の前で座り込む人影があったのだ。
(誰だろう。珍しいな)
ミレイナとリンダが王宮に戻ったのは辺りがすっかりと薄暗くなった頃だった。
随所にある灯籠に魔法の光が点され、幻想的に王宮を浮かび上がらせている。
(今日の午後は魔獣舎に行っていないけど、みんな平気かしら?)
ふと、午前中だけ世話しておいてきた魔獣達はどうしているだろうと心配になった。ご飯はしっかり用意したし掃除もしてきたのでなにも心配はいらないはずなのだが、なんとなく気になったのだ。
「リンダ。私、ちょっと魔獣舎に寄って行くね」
「え、今から? 一緒に行こうか?」
「ううん。大丈夫」
ミレイナは笑顔でリンダに笑顔で別れを告げると、目的の場所へと向かった。
魔獣舎に近付いたとき、ミレイナはそこに誰かがいることに気が付いて足を止めた。魔獣の遊び場と王宮の庭園とを隔てる柵の前で座り込む人影があったのだ。
(誰だろう。珍しいな)



