花鎖に甘咬み



「ふは、顔、赤」

「は……っ、ぅ、誰のせいだと……っ」

「俺のせいだな」



また容赦なく唇が重なって、今度は貪るように深くなっていく。



「ちとせ、舌」



頭がぼーっとして、言われたまま従うことしかできない。


そろりと差し出した舌を、真弓はぱくりと食む。口内で舌先がとろりと絡まった。

そのまま口蓋のよわいところをなぞられて、肩がぴくっと跳ねる。



「……っ、ん、ぁ」

「ちとせ」



生理的な涙がじわりと浮かんで、その涙をぬぐうように真弓の無骨な指先が瞼のふちをそっとなぞる。

仕上げに、ちゅ、と甘い音を響かせて、唇が離れた。



「多分、てか、絶対」

「……?」

「俺の方が、お前のことばっか考えてるよ」