“……キーン、コーン……”
————お昼。
「じゃあ、行ってくるね〜」
愛想笑いを浮かべるグリム。
いつものようにカフェテリアへと向かうグリムと佑影の背中を見送り、あたしは別行動を取っていた。
その理由は——
「私ね、天使さんと友達になりたかったんだぁ〜♪」
目の前にはゆるふわカールのバッチリメイク女。
とても同学年とは思えない大人っぽいその女が、一緒にお昼を食べたいと、あたしの所へやって来たのだ。
「天使さんの為に一生懸命お弁当作ってきたの! 今日はよく晴れてるし、せっかくだから中庭に行って食べない⁉︎」
「……う、ん……」
勢いに押されてあたしは頷く。
「やった♪ じゃ、早く行こ?」
キャピキャピ歩く女の後ろをあたしは黙ってついていった。
……ところが、
「……あ、れ……?」
中庭とは別方向に女がどんどん歩いていく。
「ねえ、中庭に行くんじゃ……」
「いいからいいから♪」
戸惑うあたしの手を引っ張り今度はエレベーターに一緒に乗り込む。
到着した先には——
「久しぶりだな、天使美空」
生徒会長の黒崎蓮がそこにいた。
「ご苦労」
一言女にそう言うと、すぐにあたしを近くの生徒会室へと引きずり込む。
——ドンっ!
「オレが諦めたとでも思ったか?」
壁に手をつき、黒崎はぐいっと顔を近付けてきた。
————お昼。
「じゃあ、行ってくるね〜」
愛想笑いを浮かべるグリム。
いつものようにカフェテリアへと向かうグリムと佑影の背中を見送り、あたしは別行動を取っていた。
その理由は——
「私ね、天使さんと友達になりたかったんだぁ〜♪」
目の前にはゆるふわカールのバッチリメイク女。
とても同学年とは思えない大人っぽいその女が、一緒にお昼を食べたいと、あたしの所へやって来たのだ。
「天使さんの為に一生懸命お弁当作ってきたの! 今日はよく晴れてるし、せっかくだから中庭に行って食べない⁉︎」
「……う、ん……」
勢いに押されてあたしは頷く。
「やった♪ じゃ、早く行こ?」
キャピキャピ歩く女の後ろをあたしは黙ってついていった。
……ところが、
「……あ、れ……?」
中庭とは別方向に女がどんどん歩いていく。
「ねえ、中庭に行くんじゃ……」
「いいからいいから♪」
戸惑うあたしの手を引っ張り今度はエレベーターに一緒に乗り込む。
到着した先には——
「久しぶりだな、天使美空」
生徒会長の黒崎蓮がそこにいた。
「ご苦労」
一言女にそう言うと、すぐにあたしを近くの生徒会室へと引きずり込む。
——ドンっ!
「オレが諦めたとでも思ったか?」
壁に手をつき、黒崎はぐいっと顔を近付けてきた。


