SignⅡ〜銀の恋人と無限の愛を


「……あ、ううん。 そういえば初めて言ったし。来れてもいつもギリギリで、あんまり話も出来なかったし」


「それはそうだけど……オレはてっきり佑影の方を優先させてるんだと……」


「……?」


「でも、会いたいって思ってくれてるならオレは……オレの方がもっと……」


銀の瞳があたしを見つめる。

まっすぐで、力強くて、吸い込まれそうなぐらいきれいな色……

見つめられるとなんだか頭がぼーっとして、目が離せなくなってしまう……


「……美空、 オレ……」


「…………」


「……オレは、 美空が——」


————ドガアッ!


すごい音が響き渡った。


「……えっ、 なに……」


屋上のドアが破壊され、人がこっちに歩いてくる。


「……おいッ! てめえッ!」
「ごめん! 止められなかった!」


猛烈にイライラしたような佑影と、グリムがこっちへやってきた。