「……あ、ううん。 そういえば初めて言ったし。来れてもいつもギリギリで、あんまり話も出来なかったし」
「それはそうだけど……オレはてっきり佑影の方を優先させてるんだと……」
「……?」
「でも、会いたいって思ってくれてるならオレは……オレの方がもっと……」
銀の瞳があたしを見つめる。
まっすぐで、力強くて、吸い込まれそうなぐらいきれいな色……
見つめられるとなんだか頭がぼーっとして、目が離せなくなってしまう……
「……美空、 オレ……」
「…………」
「……オレは、 美空が——」
————ドガアッ!
すごい音が響き渡った。
「……えっ、 なに……」
屋上のドアが破壊され、人がこっちに歩いてくる。
「……おいッ! てめえッ!」
「ごめん! 止められなかった!」
猛烈にイライラしたような佑影と、グリムがこっちへやってきた。


