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「美空は今どこにいるの!」
次の日、朝一番でオレは美空のクラスに飛び込んだ。
「……えっ⁉︎」
いつも美空と一緒にいるグリム……世田さんが驚きの声をあげている。
「美空はっ! 今どこにいるのっ!」
「……お、落ち着いて王子っ……私も何がなんだか……さっぱり分からなくて……」
オロオロしながら世田さんは答える。
その様子から本当に分からないのだと察しがついて、オレはますます落ち込んだ。
「……ごめんねぇ? 美空ってばいつも急なんだよね。 突飛っていうか、何をしでかすか分からなくて……
私も昨日聞いてビックリしたの。 家を出たって美空から留守電入ってて……
急いでかけ直したんだけどもう繋がらないし。 本当に何も分からなくて……」
「……そう、」
「でも、このまま王子の前から消えるとか、そんなんじゃないと思うけど……」
「……え、」
「だってもう関わらないって決めたんなら、護衛役の私と佑影も一緒に連れていくはずでしょ? それをしないって事は、またヒョッコリ戻ってくるって事だよ!」
「…………」
励ましているつもりなのか世田さんは明るく言い放つ。
何の確証もない言葉はオレの耳を擦り抜けた。
「……ごめん、 じゃあ……」
「……あ、王子っ……」
オレは俯きながら教室を出る。
次第に増える生徒達をかき分けてそのまま屋上へと足を進めた。
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「美空は今どこにいるの!」
次の日、朝一番でオレは美空のクラスに飛び込んだ。
「……えっ⁉︎」
いつも美空と一緒にいるグリム……世田さんが驚きの声をあげている。
「美空はっ! 今どこにいるのっ!」
「……お、落ち着いて王子っ……私も何がなんだか……さっぱり分からなくて……」
オロオロしながら世田さんは答える。
その様子から本当に分からないのだと察しがついて、オレはますます落ち込んだ。
「……ごめんねぇ? 美空ってばいつも急なんだよね。 突飛っていうか、何をしでかすか分からなくて……
私も昨日聞いてビックリしたの。 家を出たって美空から留守電入ってて……
急いでかけ直したんだけどもう繋がらないし。 本当に何も分からなくて……」
「……そう、」
「でも、このまま王子の前から消えるとか、そんなんじゃないと思うけど……」
「……え、」
「だってもう関わらないって決めたんなら、護衛役の私と佑影も一緒に連れていくはずでしょ? それをしないって事は、またヒョッコリ戻ってくるって事だよ!」
「…………」
励ましているつもりなのか世田さんは明るく言い放つ。
何の確証もない言葉はオレの耳を擦り抜けた。
「……ごめん、 じゃあ……」
「……あ、王子っ……」
オレは俯きながら教室を出る。
次第に増える生徒達をかき分けてそのまま屋上へと足を進めた。


