SignⅡ〜銀の恋人と無限の愛を



「「「……4万9800円……」」」


お金は5万円よりちょっと少なかった。

三人の顔がみるみる曇る……


「ほーら、これだよ」
「さっそく約束破ってる」
「5万って言ったのにさぁ〜」


「……ごめん……」


「ごめんって言われてもねぇ〜」
「……いや、ウチらはいいよ?」
「でも湧人様が何て言うか……」


「……?」


「たぶん、これでもっと嫌いになるんじゃないかな?」

「約束を守れないなんて最低な人間だからね」


「…………」


……もっと、 嫌い……


……最低な、 人間……


おもわずあたしはうつむいてしまう。


「大丈夫だって〜! そんなに心配しなくても!」


一人がポンポンとあたしの肩を叩いて言った。