SignⅡ〜銀の恋人と無限の愛を


「……あ〜あ、」
「……きったな」
「後で掃除しとけよ!」


気が済んだのか、三人はイライラを引っ込めた。


「つかさぁ、あんた何した訳?」


「……え?」


「湧人様に嫌われてんじゃん!」
「見たよ、思いっきり無視されてんの」


「……あ、」


「何やったんだか知らないけどさぁ〜」
「湧人様のあんな態度、滅多にないよ」
「でも怒る理由はなんとなく分かるよね」


「……え、 分かるの?」


「そりゃアンタ見てたら分かるよ」
「図々しいわ厚かましいわ……」
「約束を守らないのもムカつくよね」


「……約束?」


「あたしらとの約束!」
「今週中に5万払えって言ったでしょ!」

「居候代だよ! これは湧人様の命令でもあるんだからね!」


……あ、 そうか……

あたしはバッグからお金の入った封筒を出す。


「なんだ、あんじゃん!」


三人はすぐさまそれを奪い取った。