SignⅡ〜銀の恋人と無限の愛を

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「……う〜ん、」


帰り道、あたしは一人、考えていた。

思い出すのはおとといの、あの湧人の儚げな顔。

寂しさを押し殺したような、触れたら雪のように消え入りそうなあの表情……


……なんであんな顔……


思い出すたび、なんだか胸が締めつけられる。


……あたし、 何かしたのかな……


……気付かないうちに何か……


それを裏付けするかのように、昨日も今日も湧人からメールも電話もない。


……はぁ。


体は元気になったけど、心はなんだか落ち込んだ。