SignⅡ〜銀の恋人と無限の愛を

——————————————
——————————————


「あれ? 美空、今日は屋上に行かなかったの?」


教室へ戻るとすでにグリムと佑影がいた。


「……うん、 ちょっと……」


そんなあたしに二人は顔を見合わせる。


「どうかした?」


「あ〜、うん」


あたしは気になった事を聞いてみた。


「来週の学年合同学力テストの事なんだけど、1位になるの、難しいって本当?」


「……は?」
「学年合同学力テスト?」


「うん。 校内一のバカが1位になるって、本当にそれ、難しい?」


「校内一のバカって……まぎれもなくそれはお前の事だよな?」

「ちょっと佑影!」


「……?」


「……ん〜、 もともとすごくレベルの高い学校だし、テストで上位に入るのも難しいと思うけど……でも頑張れば美空だって。 ……さすがに1位は無理だと思うけど……」


「良かった、 じゃあ、 あの生徒会長も1位は絶対無理なんだ?」


すると二人はポカンとする。