そう思ったとき、それはほんの一瞬、電波を拾った証であるマークが、画面にちらついた。 あまりにも弱い電波なのだろう、そのマークは点いたり消えたりしている。 安定していないが、短いメッセージを送信するだけならなんとかなりそうだ。 助かるかも知れない──! 止まっていた涙が、再びあふれ出す。