次の角へ──。 だけど、やっぱりここも電波を拾わない。 残るはもう、倉庫の壁の一辺だけだった。 ここでダメだったら、何か別の方法を考えるしか無い。 さっきまで治まっていたのに、また身体が震えだしたのが分かった。 震える手で、足で、最後の一辺をゆっくりと移動する。 高いところから低いところまで、まんべんなく探す。 もうすぐ最後の壁に突き当たる。 もう終わり、か──