黙って俯いていると、先生が私のほっぺたをツンツンと突いてくる。 う、やめて下さい、いまそれをかわす余裕はありません。 無反応で固まっていると、今度はほっぺのお肉をむにむにとつまみ始めた。 「つまみ放題だなぁ」 「う、やめてくりゃはい」 「お前がこっち向くまでやめない」 なんですかその拷問は。 どっちを取っても地獄じゃないですか。 うーん、と考えて……私は仕方なく顔を上げて先生の方を見た。 だってこのままだとほっぺた右側だけ腫れちゃうもん。