先生がいてくれるなら①【完】


そう言えば前に彼女さんと別れたのは、前の学校で女子高生に取り囲まれすぎたからとか言ってたなぁ。


でもそれだけで別れたりしないだろうから……他に何か理由があったんだろうか。



「どーこが地獄絵図だよ、うらやましすぎだろう! ね、明莉ちゃん、お友達誰か紹介して?」

「俺は積極的に地獄絵図希望! と言うわけで紹介して下さいお願いします!」

「地獄絵図どころか天国に決まってる! 紹介して下さい~!」



私が苦笑いしていると、先生が3人の頭を順番にペシッと叩いて「ダメに決まってんだろ。コイツの友達って事は、俺の教え子だわ、バーカ」と言って本気で呆れていた。


「お前だって教え子とイチャイチャしてんじゃん! ずりぃわ!」


えっと、イチャイチャって……。


私は思わずついさっき出来事を思い出して、顔が熱くなった。


いや、ここで赤面してしまったら、肯定してるみたいになっちゃうよね。


分かってる、分かってるけど……