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三連休明け、月曜日の昼休み。



俺は雑用を頼まれて、特別教室B棟に来ていた。


図書資料室から分厚い資料を職員室へ運ぶ途中、B棟の裏にいる人影が目に入る。



このあたりには滅多に人が来ないので、その校舎裏は告白したりこっそり人と会うにはもってこいの場所らしく、時々そう言う生徒を見かける事はあった。


こちらから見えると言う事はあっちからも俺が見える可能性がある、と言うことだ。


面倒を避けるために少し遠回りして職員室に戻るか──と踵を返しかけた時、校舎裏にいる人物の顔が目に入った。



──倉林、と、立花。



くそ、またアイツらか。