恐れていた事が起きた。 三連休明け、月曜日の昼休み。 私は悠斗に引きずられるようにひとけの少ない校舎裏に来ていた。 「ちょ、悠斗、離してってば。話なら教室でもいいでしょ?」 「誰かに聞かれたら困るかも知れないのはそっちなんだけど」 「えっ? ちょっと待って、何の話?」 悠斗の態度も表情も、明らかに怒っているようだった。 「明莉、金曜日、ショッピングモールに行っただろ」 ──どくんっっっ……!! 「そ、それが、どうかしたの?」 「……俺も、行ってたんだよ」