君がいたから 2


「結愛、呼吸の音悪いから、吸入しよう 」


「嫌、薬飲むからやらない 」


なみだ目で、やりたくないことをうったえる。


「ご飯食べてないから、薬飲んでも効き目薄いから、
ダメ! ちゃんと家で治療できないなら入院させるよ 」


「グスン………蓮、ひどい 」


「俺は、大好きな結愛が苦しい思いするのが嫌なの 」


頭を撫でながらだけど…吸入器を口もとに近づけてきた


「それも、苦しいからやりたくない……… 」


一生懸命、治療しようとしてくれるのに、

どうしても受け入れられなくて蓮の手を振り払う。


少し我慢すれば良いことなのはわかっている

なのについワガママばっかり言っちゃうからいくら優しい蓮でも呆れちゃうよね。



そんな不安と同時に

治療のことに関しては
高校生のときより抵抗しているから


治療そのものよりも
弱い自分の体が嫌なのかもしれない

ということに気づいてしまった。