季節はずれのサンタさん



「そんな大切な品を…」

「あのネックレスを売れば、技術の高い医療を受けられます」

「何故そこまであの子に肩入れするんだ?」

おじいさんは刑事の顔を見つめて微笑みました。

「さあ…そういう刑事さんだって、わざわざ隠れ家で待ち伏せしてたのに…」

「あんな話を聞かされたらな…それに、流れであの子にまた来ると言っちまったしな」

「お互い…歳をとったみたいですね」

刑事も微笑みました。