季節はずれのサンタさん



「これは?…」

男の子は尋ねます。

「これは君へのプレゼントだよ」

「ありがとう…でも、ぼくはよかったのに…」

「私の仕事は本来、良い子にプレゼントを配ることなんだよ」

男の子が絵本を受け取ると

おじいさんは男の子の頭を撫でました。

そして男の子の瞳をじっと見つめて言いました。