暗闇の先に…


部屋から出た瞬間、目の前に長身の茶髪男が現れ 後ろへと蹴り飛ばされた




「ーーッ!ゲホッ」





「残念だったなぁ。せっかくの人質をやすやす逃がすはずねぇだろ。暴れんなら足の1本くらいやっとくか?」



ニヤニヤと笑いながら私の服を脱がせにかかる男達



「やめて!!」


抵抗も虚しく、男達によって次々と脱がされていく


キャミソール姿にされた時、慌てた様子で顔面蒼白の男が一人 ドアを開けて叫んだ


「安嶋さん!沢村さん!大変です、玖賀と新條が…ッ」


「今…いいところなんだ、邪魔すんな。お前らだけで充分だろ。相手は2人、こっちは最低でも100人。囲んでやっちまえよ」



「いや……、で、でも…」


何かを言いかけた男の方をチラっと見たあと、気も止めず 私のキャミソールに手をかける




「いや!やめて!!」


ーーーガッ


「ぐぁ」


ドアの所にいた男が殴られ その場に崩れ落ちる



私を押さえていた男達は立ち上がり部屋の外へ出て行った