それがきっかけで色んな人から話し掛けられて、なかなかフレンドリーな人達だった


カウンター席に座ってマスター特製フルーツジュースカクテル風を飲んでると陸斗が隣に座た


「ねぇ…ココにいる人達は皆、友達なの?」


「まぁな、友達ってより仲間かな。昔から つるんでるヤツばっか」


「へぇ〜、見た目 怖そうな人ばっかりだったけど…皆 気さくで話しやすいね。皆、同じ学校なんだってね?」


「あぁ。今日、学校で お前の事を輝と話してたらテツが『会わせろ』って煩かったんだよ。そこから、昼過ぎには皆に知れ渡ってた」


なる程……それで突然のお披露目会になったワケか


「それより、お前…学校休みって事は中3か?」


「うん、そーだよ 北中3年。4月で高1になる」


「っつー事は、俺らより1つ下か…」


「何処の高校に行くんだ?」
陸斗の横に座った輝真がカクテルを飲みながら言う



「え〜と、ココから1番近い学校の桜蘭学園」


「「「マジか!!」」」



陸斗と輝真と話してたのに、後ろから皆の声が重なってビックリして辺りを見回す