暫くして、引きずられながら連れて来られたのは変わり果てた彩夢の姿だった 「「「「「彩夢!!」ちゃん!!」」」」 ぐったりと両側の男達に体を任せる彩夢は意識がないみたいだ 「中島ぁ…、てめぇ」 「丁度いい。お前ら『支配者』の総長ごと囲んで潰せ」 その一言で始まった抗争 手当たり次第、殴り飛ばしていく 50人程度になった頃、外からバイクの轟音が聞こえてきた その直後、倉庫内に姿を現した輝達は抗争に参戦し あっと言う間に半数以下に減らす事が出来た