ジュゥゥーーーーーー
「ああぁああぁああああぁ!!!!」
ビリビリとした強い痛みが全身に掛け巡る
バクバクと異常な程に心臓が動き、生汗が額から吹き出る
肉が焦げる臭い
カラカラになる口の中
目の前がグルグルと回って見えた
痛みで意識が朦朧としてくる…するとバシャッと冷たい水を掛けられる
「何、勝手に意識飛ばそうとしてんの?」
「はッ…はぁ……はぁ…」
男達に鉄の棒を渡すと、またドラム缶の中に入れた
「次は、どこがいい?それとも…同じ所がいいかな?」
そう言いながら菜摘は鉄の棒を持って来ると、さっきと同じ場所に赤くなった鉄の棒を押し当てた
「ああああぁああぁああぁああ!!!」
先程とは比べ物にならないくらいの痛みが全身に走った



