ボサボサの髪に目を擦りながら部屋から出てきた。
「何でいるの?」
まだ眠そう。
「ん?おかえり亜優」
「ねぇ!何でいるの?」
訳がわかんない。
「今日はリハ通しで終わりだったからすぐ終わったの。亜優をビックリさせてやろうと思ったんだけど亜優いないし寝てしまったみたい」
「もぉ…ごはん一緒に食べたかったよ…でも嬉しい」
直人に抱きついた。
こんなサプライズな事がたまにあるのもいいかも。
「珍し。亜優から抱きつくとか初めてじゃね?ってかどこ行ってたの?電話も出ねーし」
「奈那と会ってたの。電話ごめんね?気付かなかったみたい…」
「ダメ。心配したんだけど」
「どうしたら許してくれる?」
「亜優からキスして」
「え〜」
「じゃあ許してやんない」
自分からするとか超恥ずかしい…。
でも直人を心配させた罰だもんね。
軽くキスをした。

