奈那は意識はあるものの、まだ倒れたまま。 涼がそっと体を起こし抱きしめた。 「何やってんだよお前…」 傷ついた顔で奈那はニコッと笑った。 「亜優、ごめん…」 亜優は軽傷みたいだけど、中身はかなり傷ついてるはず。 落ち着くまでは側にいてあげよう。 「何で直人が謝んの?さ、帰ろ」 「おう」 奈那を抱きかかえて涼も一緒にマンションへ向かった。