平凡なアイツ

その瞬間、クラスのみんながぱっとこっちを見た。

あ、やば、ちょっと声デカすぎたか、
私が恥ずかしそうに照れていると

女の子は不思議そうに私を見ていて、
大森は馬鹿にした笑みでこちらを見ていた。

(ぐぬぬぬぬぬ)

「ばかか。あんたは。とりあえず座ったら」

萌にそう声かけられ、静かに席に着いた

「あの子、あたし知ってる。隣のクラスの花田さんよ。花田真子さん。可愛いって男子が騒ぐから結構有名よ。」