平凡なアイツ

そう考え、ぼーっとしてると、

「いつもありがとう。広高くん」

可愛らしく、か細い声が聞こえてきた。
声の方をみると、小柄で華奢で、色白で可愛らしい顔の女の子が大森に笑顔を向けていた。

「いいよ。また、辛くなったら言えよ。」

「うん。ありがとう。私もう行くね。」

そう言って、女の子が階段を降りようしてきたから私は、急いで隠れた。