平凡なアイツ

ピピピピピッ

珍しく隣の部屋のアラーム音で目が覚めた。

私の体質的に二度寝はできないから
顔をあらうために洗面所へ向かった。

そこには、歯磨き中の大森の姿があった。

「大森。おは」

私が挨拶するより早く、口をゆすいで洗面所を出て行った。

(相当ご立腹だ、)

洗顔と歯磨きを終え、リビングに向かうと、
パンを平らげた大森が学校に行こうと玄関にいるのが見えた。