平凡なアイツ

萌の視線の先には朝練を終えてきた大森が教室に丁度来たところだった。

目が会うなり、ニヤニヤするあたしを不思議そうに首を傾げながら溝端くんの元へと消えていった。




「ただいま〜、今日も疲れた」

「おかえり、疲れるほどなにもやってないでしょうが。」

「おかーさん、夜ご飯まで寝るから!出来たら呼んでほしいなぁ〜」

「ったく、しょうがない子ね、」