平凡なアイツ

そう心の中で話してると、

「なにしてんの?」
あいつがアイスを加え、マヌケ顔でやってきた。

状況を理解したあいつは、顔を強張らせながら

「すみません、こいつ人間じゃないので、
やめたほうがいいですよ」

(そこは彼女じゃないのかよ、彼女も嫌だけど、
せめて人間にさせろよ、)

心の中でツッコンでいると、
柄悪男の1人が

「あんたのじゃないんなら遠慮なく」

そう言って大森を押し退けたため、あいつは尻もちをついて倒れた。