キミと、光の彼方へ。

「桑嶋」

「何?」

「海里に火分けてやれ」

「分かった」


私は海里に火を分けるとあっという間に消えて、海里の花火の光は勢い良く放たれた。


「うわぁ、海里先輩のすごい!」

「なんか海里の光強くない?」

「海里くんもともとキラキラしてるもんねぇ」


女子3人から注目を集めて鼻の下をこすっている海里。

これは海里なりの照れ隠しなんだ。

昔から変わらない...。