「・・・その子ってどんな感じの子だ?」


「どんな感じって~・・・?」


突っ伏したまま誠は返事をした。


「だから・・・髪型とか・・・?」


「どうだっけな~・・・
ポニーテールだっけ?・・・三つ編みだっけ?
とにかく結んでたな・・・うん」


「テキトーだな・・・
もしかしてツインテールじゃなかったか?」


「あぁ・・・それかも?
・・・ところでツインテールってどんな髪型だ?」


「はぁ・・・全く、
もういいお前はずっと机に突っ伏してろ」


俺は自分の席に着いた。