「せっかくいい天気なのに
薄暗い所になっちゃったねー・・・」


「まぁ、いいじゃん!早くお弁当食べよ?」


彩が少し残念そうに言うので明るく私は答えた。



「・・・そうだね!」


しばらく話をしながら食べていると
体育館裏の方から女の子の声が聞こえてきた。


「好きです!付き合ってください!」



・・・!?



「い、今のって・・・」


彩が小声で聞いてきた。


「う、うん・・・
告白・・・だよね?」


思わず私も小さな声になってしまう。


「・・・・・・」


「・・・・・・」


私たちはしばらく沈黙した。