「女の子一人に任せるなんて!
あんたプレイボーイなら
ちょっとは梨恵の事手伝ってやんなさい!」


「俺はプレイボーイじゃねーよ!モテるだけだ!」


澪のやつ何言ってんの・・・


「いいから!!じゃあ、梨恵!
悪いけどお願いね!私は食器とか用意しとくよ!」


「・・・うん、お願いね!
ほら!澪行くよ!」


「えぇ~!」


正直、澪と行くのは嫌だったけど、
確かに荷物が多いかもしれないから
正直少し、ほんの少しだけ助かる。


スーパーに着き少し歩いたら
試食販売のおばさんが声をかけてきた。


「ウィンナーの試食どうぞ―!」


そう言いながら私たちにつまようじに刺した
タコさんウィンナーを差し出してきた。