君の笑顔

「実はね、この怪我…」


全部話した。

アキはうん、うんって頷いて。

一回も私から目を離さなかった。

話してる間、私の手を握ってくれてたんだ。

暖かい手。

安心できる手。

私にとって親からの虐待のことを話すのは苦痛だった。

涙がボロボロ溢れてくる。

アキの手にも私の涙が落ちた。