バイトが夜9時までだった日のこと。

その日の私の勤務時間は昼の12時からだった。

藤木も夜9時までだった。

私にはまぁいわゆる…セフレみたいな人がいて、その人とバイトが終わったら会う約束をしていた。

っていうか、家に帰りたくなかっただけ。

朝から親に殴られた。

うざいだの、消えろだの、死ねだの。

どうやら親は私を殴ることでスッキリするらしい。

そんな親が怖くて、家に帰りたくなかった。

行くあてもなく、適当に何人かセフレを作って家に帰らないようにしていた。

親に邪魔物扱いされていた私は、こんな体どうでもいいって思って、簡単にいろんな男に体を差し出していた。