はなside

私には、毎朝のルーティンがあります。そ
れは、

「ゆーくん起きて。」

幼なじみ坂下優を起こすことです。

「はな。もう少し寝させて。」

「学校、遅刻するから、だめ。ゆーくん早く
起きて。そうじゃないと私、先学校行っちゃ
うよ。」

私の幼なじみは、とても面倒くさがりや。だけど、私、相田華は、彼に恋しています。

「はながぎゅーってしてくれたら、起きる。」

それから、彼はとてもかわいいです。