「私に言わないでいて欲しい?ふふっどうなの?」 私って結構サドかもしれない。 まあこっちがいじられ続けるのも癪でしょ。 「お前俺を脅してんの?」 「いいえ。そういうわけじゃ、ふっ。」 あー思わず笑っちゃった。 余裕の笑みを浮かべて柊斗を見上げる。 「はぁ?ふざけんなっ!」 「いやっ!」 柊斗がバンと壁を叩いたのを引き金に見たことない光景が再生される。 同じ音が響いて、 痛いはずなのに痛くなくて、 アナタは笑ってて、 私は……