「あっ氷牙か〜全国No.1のね。お兄ちゃんがそんなとこ入ってるなんて意外だな。」




「驚かないのか?」



「全国No.1が全てってわけじゃあないでしょ。上には上がいる。そういうものだよ。」


「じゃあ美桜が入ってる族って僕らより上ってこと⁉︎」



「それはどうだろう?ふふっ。」


「美桜〜そんなの聞いてないよ〜」



「お兄ちゃんに話すとろくなことないしね。」




「だから先ほどいとも簡単に実を羽交い締めにできたんですね。」


「そういうこと!私がお兄ちゃんに負けたら私の顔が立たないしね。」


「だって美桜はhモゴッ」


「ほら見て。すぐ口をすべらしちゃうから。みんなもお兄ちゃんには気をつけたら?」


「そうみたいだな。」

「うんわかった。」

「心に留めておきます。」


バラバラな答え方だな。


その時急に聞こえてきたのは


公園のチャイム。



「ピンポンパーンポーン
6時になりました。皆さんおうちに帰りましょう。
ピンポンパンポーン」


美「もう6時⁉︎急がなきゃ!じゃあさようなら。」