本当の名を探し求めて~出会い~

「はぁ~…免れたのはいいけど…
朝っぱらから疲れたよ~…」

机に顔を伏せていると
「ねぇねぇ、瑠璃城さん」

綺麗な声が私を呼んでいた。

「はい?なんですか?」

声の主を見ると、そこに立っていたのは
形が整っていて声が可愛らしい少女が私を見ていた。

「あの……私、紺藤 裕泉(こんどう ゆみ)です。
えーと…その……もしなんだけど…みーちゃんって呼んでもいいかな…?」

「いいよ?」

なぜ、わざわざ確認をされなければいいのが
わからないけど、いい子そうなので了承した。

「やった~!私の事は、なんでも呼んでいいよ!」

「じゃ、ゆーちゃん?」

「ふふっ、よろしくね!」

「うん。こちらこそ…」

それにしても、この子明るいなあ~
人気あるんだろうな…私とは大違いかも…

そう思いながら、ゆーちゃんを見ていた。