ハーフな俺。前編(完結)


「そっかっ!!」


俺の話を真剣に聞いていた陸が言った。


「俺はおまえにどうこういうつもりはねぇし、

親友だからって何でも話せなんて、
えらそうに言うつもりもねぇ。

ただな、お前が無理してんじゃねぇかっていっつも思ってた。

心配だったんだ。


だから、リサといる時に笑ったりするお前を見てると、なんか正直ホッっとしたよ。」



「陸・・・」