ハーフな俺。前編(完結)


ソファーに腰掛けた私がプリンを食べ終わる頃には、

マリアはシャワーを終え頭をタオルで拭きながら私の横に座った。


「リサはどっちの部屋にする?

私はどっちもいいから、リサ決めていいょ。」



「ぅん。ありがと。


じゃぁ・・・こっちにしていぃ?」

そういってリビングに近い方の部屋を指差した。


「もち、いぃよ!ってか、リサならそっち選ぶと思ったしぃ。」



そう言って、すっごい可愛い笑顔を作るマリア。