ようやく今の自分の状況がつかめた俺は、
シートベルトを締めて、もう1度リサの方を見た。


俺の横で無防備に眠っているリサは
改めて見ると、

やはり美人だと言われる要素を兼ねそろえていて、ジィっと見惚れてしまった。



ふと気づくと彼女はシートベルトを締めていなかったので、


俺は腕を伸ばして彼女のシートベルトをリサを起こさないようにしながら締めてあげた。




それから5分ほどして、ガッガッガンっという音をたてて飛行機は無事、着陸した。