~~ルイside~~ あの夜以来、親父とちゃんとした会話もないまま、出発当日になった。 「タクヤさん、今日は俺まで送ってもらっちゃって、ありがとうございました。」 陸の親父さんに頭をさげた。 「あぁ、いいって。しかしトレバーも忙しいやつだな、 息子がいっちまうっていうのに・・・」 「仕方ないっすから。」