リサが小さく頷いたので、俺は話し始める。 「俺の母親は俺が4歳の時に、俺を捨てて他の男の元へ去った。 俺と親父には何一つ言わずに、ある日突然だった・・・」 そこで、一息つく俺。 「俺は母親が、もう戻ってこないっていうのは 幼いないながらも何となく感じていた。 すごく裏切られた気持ちだった。 俺は一体あいつにとって、何だったんだって考えない日は一日もない。 今だって・・・そう」 そこで、辛くなり目を閉じる。