マリアと顔を見合わせていたら
そのイケメン君が、彼の後ろにいたもう一人の男の子の腕をひっぱって、こっちに近づいてきた。
その子の顔を見たとたん・・・
(えっ・・・)
言葉を失ったんだ。
凄く綺麗な顔立、耳より少し長い無造作にスタイリングされた真っ黒な髪、
それには似合わない様な、輝きを失ってしまったような哀しげな黒めな瞳。
そんな彼から目が離せない。
そう、あの男の子だった。
私は彼に吸い込まれるように、惹きつけられていた。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…