夏休みもあと2日で終わりという今、当たり前と言えば当たり前だけど未だに涼からの誘いの連絡はなく、今日は杏里とアフタヌーンティーの約束をしていた。
軽めにランチを済ませてお庭に行き杏里の来るのを花を見ながら待つ。
花って、本当に人の心に安らぎを与えるのよね。
見るのにもいいし、種類によっては飲んだり食べたりもできるし。
飾れば部屋が華やかになるし。いろんな色や大きさがあって飽きないし。
花って、万能じゃない? なんてことを考えていると、杏里がやって来た。
「お花の観察中?」
「あんまりじーっと見ることってなかったんだけど、こうして見るといいものね」
「そうね、私も好き」
杏里は花に顔を近づけてその匂いを香っている。
その姿は美しく、同性である私でさえもどきっとしてしまうほどの魅力がある。
杏里って、こんなに横顔奇麗だったかしら? 高すぎない鼻に、上を向いている唇が色気を出す。
「で、桜は本当にそれでいいのかしら?」
「それでって?」
「涼くんのこと」
「いいって、どういうこと? いいのよこれで」
「……そう」
もう、みんな涼、涼ってなんでそんなに私が涼のことを気になっている、みたいに考えているのかしら。
あ、そうか。
こっちの世界の桜が涼のことを好きだったからだ。
軽めにランチを済ませてお庭に行き杏里の来るのを花を見ながら待つ。
花って、本当に人の心に安らぎを与えるのよね。
見るのにもいいし、種類によっては飲んだり食べたりもできるし。
飾れば部屋が華やかになるし。いろんな色や大きさがあって飽きないし。
花って、万能じゃない? なんてことを考えていると、杏里がやって来た。
「お花の観察中?」
「あんまりじーっと見ることってなかったんだけど、こうして見るといいものね」
「そうね、私も好き」
杏里は花に顔を近づけてその匂いを香っている。
その姿は美しく、同性である私でさえもどきっとしてしまうほどの魅力がある。
杏里って、こんなに横顔奇麗だったかしら? 高すぎない鼻に、上を向いている唇が色気を出す。
「で、桜は本当にそれでいいのかしら?」
「それでって?」
「涼くんのこと」
「いいって、どういうこと? いいのよこれで」
「……そう」
もう、みんな涼、涼ってなんでそんなに私が涼のことを気になっている、みたいに考えているのかしら。
あ、そうか。
こっちの世界の桜が涼のことを好きだったからだ。



